ラベル 小林米作 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 小林米作 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年11月12日火曜日

1109 小林武史さんのお見舞いに。早い回復をお祈りします。

 小林武史さんが体調を崩された、という連絡を受け

お見舞いも可能ということでお見舞いに伺いました。

 

今年の8月にちょうど
茅ヶ崎館にある小林米作さんの個人的、会社的遺品を引き取ってきていたのですが、
https://yoneproduction.blogspot.com/2024/08/0808_11.html

 この中にご家族のアルバムがあって、過ぎし日のご家族の様子、武史さんの姿もあり、
このアルバムをお見せしなければ、とお持ちしたところ、
とても感慨深げに見てくださって、このアルバムをお持ちしてよかったと思いました。

とてもお元気そうでたくさんおしゃべりできました。

また近いうちに伺いたいと思います。

奥様の明代様にもお世話になりました。

ちょうどお見舞いに来られていたチェリストの方も一緒に。


2024年8月31日土曜日

0830音楽の旅No2コンサート @練馬区立大泉学園ゆめりあホール聴いてまいりました。

台風10号が接近している警戒も出ている最中

ではありましたが、、、、、

ご案内いただきまして、今回、初

小林まりかさんのチェロ演奏を聴きに行ってまいりました。


小林まりかさんのチェロ演奏は

以前、小林米作プロデュース作品でチェロ演奏として音楽で参加していただいたことがありましたが、

今回、コンサートホールでの演奏はとても力強く、その中にも細かいニュアンスがあって素晴らしかったです。

 

普段、自分から聴くジャンル?の曲ではなく非常におもしろく、聴くことができました。

 ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第8番ト長調作品30
vl糸井マキpアナ・サバテ・トゥルザ

ラフマニノフ:チェロソナタ ト短調 作品19
vc小林まりかpアナ・サバテ・トゥルザ 

ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 作品67
vl糸井マキvc小林まりかpアナ・サバテ・トゥルザ

アンコールが
アストルピアソラの「冬」

で、これも圧巻の演奏でした。

トリオ3名全員の演奏がテクニックだけでなく、
とても元気よく、息が合っていたと思いました。

小林まりかさんは客席からお顔を拝見しますところ、
どこかに祖父である、小林米作の面影があってやはり遺伝子は偉大と思うのでした。

 



月末の行き詰まっていた気持ちに、スパイスを投入していただいた気がいたしました。
ありがとうございました!!

 

2024年8月11日日曜日

茅ヶ崎の茅ヶ崎館へ:故小林米作遺品を引き取りに伺いました0808

 弊社創業者の小林米作が長年暮らした茅ヶ崎。
亡くなったのが2005年で、その家も取り壊す際、遺族が引き取らなかった個人的な遺物を
近所にある旅館 茅ヶ崎館さんが引き取ってくださったとのこと。

その旅館から引き取りをお願いされたので、急遽
米作氏最後の弟子と言われているIさんと、引き取りに伺ってきました。

小林米作が描いた絵画などの作品パネル

の他

アルバムや昔の写真など、、、、


 



なかなか大きなものも多く、今まで保管いただいたこと、ありがたく思いました。

茅ヶ崎館はWEBによると、

2009年に茅ヶ崎市の登録有形文化財となるくらいの、映画関係者にとって由緒ある旅館。
現在は建て替え中とのことでしたが、その雰囲気は昔ながらの立地で、保養地を彷彿とさせた佇まいでした。





 

 

 





2024年7月21日日曜日

『日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち』「音響創造-電子の技術-」1961年 東京シネマ

 5月にこのBlogで紹介した
国立映画アーカイブ上映企画『日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち』
の中のプログラム松村禎三音楽:

「音響創造-電子の技術-」1961年 東京シネマ

他2本「ルポルタージュ炎」「道成寺」の

3本立て映画を観てきました。


 

今回は同じ作曲家で括られている3本ですが、それぞれ全く違う色の映画で、作曲者の才能がわかります。

「音響創造-電子の技術-」はその時の最新の技術でオーディオ再生(スピーカー)の制作や
レコード盤の制作現場などにカメラが持ち込まれて、原音再生の技術に迫る、
まさに小林米作氏の「ドキュメンタリーにも芸術性を」 という
カメラワークが際立った、と感じた。
最終的にメーカーが原音再生の技術をどのように磨いているのか、ということをわかるような内容。

しかし、ラストシーンに、オーケストラの映像はそのステージに配置されたスピーカーは
なにか関係があったのか、自分にはよくわからなかった。(モニター用ではない)

その他

「道成寺 」の人形劇の全く違う音楽などなど、

久しぶりに3本一気に見て堪能することができた。


 この辺に昔、フィルムセンターがあったような記憶が、、て

これがそうだったのかな。とか

久しぶりに界隈を歩くと街が昭和とは全く違っているのがわかる。

しかし、

複合ビルはどこにあるのも似たようなオシャレ感、飲食店が入っているのだが
書店はどこもなさそうなのが残念ではある。少し探したけど諦めて池袋に立ち寄った。

 

 

 

 

 

 

 

 

YONE Productionの日記: 国立映画アーカイブ上映企画『日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち』に『音響創造-電...: 国立映画アーカイブ上映企画 日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち Japanese Cinema and Music: Composers in the 1950s and 1960s が 2024.5.25 - 7.28 の長い期間にわたって上映会があるとの...

2024年5月8日水曜日

国立映画アーカイブ上映企画『日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち』に『音響創造-電子の技術-』 監督:大沼鐡郎(鉄郎) 撮影:小林米作


国立映画アーカイブ上映企画
日本映画と音楽1950年代から1960年代の作曲家たち
Japanese Cinema and Music: Composers in the 1950s and 1960s



が
2024.5.25 - 7.28
の長い期間にわたって上映会があるとのこと。


会 期 2024年5月25日(土)-7月28日(日)※会期中の休館日:月曜日
会 場 長瀬記念ホール OZU(2階)
定 員 310名(各回入替制・全席指定席)



細かいプログラムは
国立映画アーカイブのHP

https://www.nfaj.go.jp/exhibition/japanese-cinema-and-music202404/

またはPDF
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.nfaj.go.jp/wp-content/uploads/sites/5/2024/04/NFAJ-No55.pdf

にあるのですが、

よく見ると、

弊社の作品はこの頃にはまだ入っていないのですが、弊社創立した小林米作氏や前社長の大沼鐡郎の関わった映画がありました。

しかも映画自体が音楽音響に関係している内容です。大変興味深いです。

以下
トリミングしたプログラムより。

『音響創造-電子の技術-』

監督:大沼鐡郎(鉄郎)
撮影:小林米作

7/16(火)、7/20(土)、7/26(金)の3回にある様です。


New!の文字があるので、

新たに現像?プリント??したものではないでしょうか。。。。

ぜひ視聴してみたいものです。

2024年5月6日月曜日

0504團伊玖磨生誕100年記念コンサート

4月29日にソロリサイタルを終えたばかりの小林武史さんが、
1週間も置かずに5月4日にも
今度は團伊玖磨作曲のファンタジアのオーケストラ版
『ヴァイオリンとオーケストラのためのファンタジア1番』
を演奏をされるという。
なんという体力!!そして気力なのでしょうか。

まさに父。米作氏譲りの、いや、それ以上かもしれない情熱を感じます。

 

プログラムより


この日の紀尾井ホールはクラシックの演奏会というのに、ものものしい荷物検査などがあり、
世界情勢なども不安定だからか、などと会場入り。

オーケストラの音を聴くのは久しぶりでしたが、指揮者のキビキビした動きとオーケストラがピッタリ合って、気持ち良いハーモニーでした。

そのオーケストラにソリストとして武史さんのヴァイオリンが入ると、
また違った緊張感と美しい掛け合いの中、オーケストラとたった1本のヴァイオリンの対比にもかかわらず、すごい存在感のソロパート。

まさに武史さんのために書かれた音楽そのもの、を体現されていました。

オーケストラも指揮者もその楽曲と武史さんに対するリスペクトが溢れていて
美しい時間を感動とともに堪能できました。

ありがとうございました。

そして、休憩時間。

余韻に浸っていてそろそろ休憩も終わろうとしているところ。
ステージに入って戻ってきたオケの団員の方々が
2階の客席正面をじっと見ておられる。
なにか注目することでもあるのか?とそちらを見ましたら、なんと
平成天皇陛下、皇后陛下。
現在の上皇様。上皇后様のお二人が着席されるではないですか。

この日のプログラムには團伊玖磨作曲の祝典行進曲があり、
両陛下の御成婚のために献上されたという、この曲をお聴きに来られた様です。
(入り口での手荷物検査もこのためだったのかと合点しました)

第2部は合唱隊もステージ奥に並び、さらに熱のあるプログラムが演奏されました。
プログラム終えて、
アンコールとなる最後の総出演者と会場の『花の街』の大合唱も

実に暖かい、美しい滋味のあるコンサートで、大満足いたしました。

武史さんのファンタジア、オーケストラ版は初めて聴くことができました。
素晴らしかったです。
ありがとうございました。

プログラム最後は出演者全員が出てきて、そして会場のみなさんも一緒に
「花の街」を大合唱。
良い曲です。

 


上皇様。上皇后様も鑑賞されました。

2024年5月1日水曜日

0429今年も素晴らしかった『小林武史ヴァイオリンリサイタル』

 弊社創業者、
小林米作氏のご長男で世界的なヴァイオリニストの小林武史さんのリサイタル。



今年は
伊福部昭のソナタ、夏田鐘甲のバラードNo.2
など、ゆかりのある日本人作曲家や、ヤナーチェクを演奏されました。

いつもながら素晴らしい演奏、表現力で聴いている人たちを圧倒しておられました。

武史さんのプログラムでのお言葉には

いつも、父(小林米作氏)が出てきていて、この素晴らしい演奏家を生み出したのも小林米作氏の反面教師?英才教育があってのことだったのだと、感じさせられます。

武史さんはきっと、もっと小林米作氏に素直に褒められたかったのだと思います。

本当はお互い、リスペクトして尊敬しあっていた父と息子ではありましたが、どちらも似たもの同士で、結局素直な会話があったのかどうか。。。。

 

どちらにしても、

その演奏は素晴らしくこの85年以上のキャリアの総まとめとしても良いくらいな内容でした。

でも、私たち聴衆は来年も、次回も期待しております。

どうかいつまでもお元気で、
素晴らしい演奏をお聴かせくださいます様願っております。


銀座にある王子ホールとプログラム
 
プログラムの中にはたくさんの父である米作氏のエピソードが出てきます。

 
演奏会が終わって、奥様の明代様と弊社スタッフ。
奥様にはいつもお気遣いいただき 感謝しております。

2024年4月19日金曜日

小林武史さんヴァイオリンリサイタルがあります。3件!

 小林米作氏のご長男で、ヴァイオリニストの小林武史さん。

今年93歳になられたのですが、

精力的に音楽活動を続けておられます。

コンサートは3件


以下 武史さんのhpより

>
1.小林武史 3件の演奏会 のお知らせ (NEW)
2024年は伊福部昭生誕110年、團伊玖磨生誕100年、夏田鐘甲没10年、という記念の年となりました。3件の演奏会をご案内いたします。

(1).小林武史ヴァイオリン・リサイタルを開催し、伊福部昭のソナタ、夏田鐘甲のバラードNo.2を演奏いたします。
 日時:2024年04月29日(月 祝)13:30開場 14:00開演
 場所:王子ホール(東京 銀座 三越裏)


 
 2024/04/29コンサート1 

 2024/04/29コンサート2

(2).團伊玖磨生誕100年コンサートで團伊玖磨のファンタジアNo.1をオーケストラ伴奏で演奏いたします。
 日時:2024年05月04日(土 祝)15:00開演
 場所:紀尾井ホール(東京)
 

(3).伊福部昭記念館オープニングコンサートで伊福部昭のソナタを演奏いたします。
  日時:2024年06月01日(土) 
  場所:鳥取県鳥取市・伊福部昭記念館


 チケット、詳細情報は武史さんのホームページ
https://vn-takeshi-kobayashi.com/w/

をご参照ください。

2022年9月19日月曜日

0918:素晴らしかった「小林武史ヴァイオリン・リサイタル」

  昨日は小林武史さんのヴァイオリンリサイタルに行ってきました。

台風が近づいていて、大雨にもかかわらず、たくさんのお客さんが来ていて、
会場はほぼ満員。
期待の高さが伺われました。
 
 



 

 
 
 
 
武史さんも私も同じ、小林米作、という人に
飯のタネ、になる技術を教えられたのですけど、
私は大学卒業後、米作氏が80歳過ぎてから、、、、
映像の世界で。
に対して、
武史さんは子供のころから
父である、小林米作氏に
文字通り、ヴァイオリンを叩き込まれた、叩き上げの人。
ですから今でもヴァイオリン一挺で
すばらしい演奏を披露できるのだと感じ入りました。
 
作曲者の有馬礼子氏も会場に来ておられて、
「天使の子守唄」をアンコールで2回も演奏されました。
本演奏もあったので合計3回。
聴けば聴くほど、良い曲だなあ、
と噛み締めることができました。
91歳の演奏とは思えない、すばらしい表現力に圧倒されました。
と同時に、多くの作曲家が武史氏のために素晴らしい曲を書いておられて、
また、
その楽曲を途絶えることなく、
聴かせていただけることにも感謝です。
来年も、もっと聴きたいです。

どうか、お体をご自愛くださいますよう。

2021年11月8日月曜日

90歳のヴァイオリンリサイタルすばらしかったです

 11/7に行われた

小林武史ヴァイオリンリサイタルを聴いてまいりました。

昨年のリサイタルも感動しましたけど、今回も素晴らしかったです。

ヴァイオリンの音は大きな音はいくらでも、力があれば出せるのでは、と思いますが、

小さな、弱い、繊細な音、がすばらしかった。

この表現力はヴァイオリン一挺で生きてこられた武史氏ならでは。の音と感じ入りました。

そして、

大変な世の中を生きていけるように、という
父親、小林米作氏の気持ちが 今さらながら強く伝わってくるのです。

 

 


 

2021年10月25日月曜日

90歳のリサイタル:小林武史氏のヴァイオリン今年も聴けます。11月7日(日)

  会長の 小林米作氏(享年100歳)

のご長男の小林武史氏が 今年もリサイタルを開きます。

 新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が解除され、
徐々に日常を取り戻しつつあることを、
素晴らしい音楽を聴きながら実感したいものです。

 

以下、

案内のホームページより引用いたします。




小林武史 ヴァイオリン・リサイタル11月7日決定

昨年10月の卒寿記念に続き、生誕90年記念としてのリサイタル開催となります。
60年前(1961年)に初めてヨーロッパにわたり、第二の故郷となりましたチェコの作曲家の作品を、チェコの名器Eberll(1732年製)で演奏いたします。
ピアノは30年来共演させていただいております野平一郎氏です。

日時:2021年11月7日(日) 13:30開場 14:00開演
場所:浜離宮朝日ホール
チケット情報は ミリオン コンサート協會まで

 

 

 

 

 

2021年8月25日水曜日

旧盆も終わり。「日本ドキュメンタリー映画全史」に懐かしい人たちが

 先日、ペンサイエンスの上村さんからお借りした本。

 「日本ドキュメンタリー映画全史」野田真吉 著




 

を

ぱらぱらと見ていると
知ってる名前の人が何人か出ていました。
そして、

弊社創業の小林米作や、


 

そして

 

前社長で会長の大沼鐡(鉄)郎も。


この本の書かれたのが1983年なので、


「現在ヨネ・プロダクションを主宰し主に製薬会社などをスポンサーとした科学映画を製作している」(小林)とか

 

「最近は科学映画に戻っている、」(大沼)

と、タイムスリップした感覚を味わえます。

 

たくさんの人たちが映画の世界にいて、
大きな戦争の中様々な生き方をしていたことが分かり興味深いです。

 

2021年7月9日金曜日

【訃報】小林健次氏のご冥福をお祈りいたします。

 小林米作氏の御次男で、

ヴァイオリニスト小林武史さんの弟さんである

小林健次さんが6月に亡くなられました。

 

1980年の後半だったと思いますが、私は
小林米作さんに 言いつかって、
上野の文化会館で行われた健次さんのコンサートにお花束をもって
聴きに行ったことがあります。

ステージの健次さんは長身でお父さんの米作氏ととってもよく似ておられた、
ということが印象に残っています。

健次さんはヴァイオリニストニューヨークの音楽院で学ばれ、現代の音楽にとても精通しておられた、と聞いています。

ヨネ・プロダクションの過去の作品に現代音楽の様々な作曲家が映像に曲を提供しているのですが、それもおそらく、健次さんの関係もあったのでは、と思います。

(その他にも、NHKの音楽番組に関係していたところからヨネ・プロダクションに転職した、船越美枝子氏の影響もあったと思います)

この様な交友関係がどのようなものだったかは、今から詳細がわからないのですが、
どの作曲家の人たちもヨネ・プロダクションの小林米作氏の映像に
何か感じるところがあって、映像に音楽を付けてくれていたのではないでしょうか。

健次さんも
家族としても音楽家としても父である米作氏を理解していたと思います。


小林健次氏のご冥福をお祈りいたします。

 

以下、科学映像館の寄稿文を引用させていただきます。

http://www.kagakueizo.org/products/23/

父、小林米作を語る 

< プロフィール >
小林健次(こばやし・けんじ)

昭和25年
渡辺暁雄指揮東京フィルハーモニー
定期公演でデビュー
昭和36年
ニューヨーク・タウンホールで
デビューリサイタル、NYタイムズ
紙上で絶賛され、その後も世界で活躍
昭和57年
文化庁主催芸術祭賞、中島健蔵
音楽賞、朝日現代音楽賞他を受賞。
現在も多方面で活躍。桐朋学園大学教授

桐朋学園大学教授・小林健次

桐朋学園大学教授
小林健次

平成19年7月15日、科学映画カメラマン小林米作の100歳の誕生日を祝って、彼が住み慣れた茅ヶ崎でささやかな祝賀会が開かれた。茅ヶ崎の功労者ということで市長さんのお祝いの言葉があり、彼の代表作の1つである「生命誕生」の上映や、息子夫婦や孫によるミニコンサートと、本人も子供の頃覚えた歌を披露してお祝いに来てくださった方達を喜ばせた。

実は彼自身も若い頃、バイオリニストになろうと思っていた時代があり、また映画制作者に必要な絵コンテのための絵の技術も、子供の頃に実家の酒造問屋に出入りしていた画家から手ほどきを受けていた。周りから鬼のカメラマンと言われたり、過酷なバイオリンの練習を息子達に強いたりしていても、芸術を楽しむ遊び心をどこかに持っていて、それが彼の科学映画の魅力の1つになっていたように思う。

1本の作品を撮影するのに、予定より遥かに多い4,000フィート以上のフィルムを使ったり、貴重な細胞分裂の映像が撮れても構図が美しくないと何度も撮り直しをするなど、それを受け入れてくれた科学映画の全盛期を盛り上げた東京シネマの社長、岡田桑三氏の存在は大きい。

話はさかのぼるが、第2次大戦中に父はニュースカメラマンとして、東南アジアのジャワ島に派遣されていた。そこには、日本軍の急襲に遭い逃げ切れなかったたくさんのヨーロッパ人がいた。その中に、世界的バイオリニストでベルリンフィルハーモニーの名コンサートマスターでありながら、ナチスドイツの追跡を逃れアメリカに向かう途中で日本軍に抑留された、シモン・ゴールドベルグ氏がいた。

自らもバイオリンを弾いた父は、ゴールドベルグ氏を訪ね、恐る恐る、氏の演奏する姿を日本にいる子供達に送りたいので写真を撮らせてほしいと申し出た。ゴールドベルグ氏もそれを快諾され、百数十枚の写真を撮らせてもらった。

明日の生命も保障されない境遇で、敵側とも言える日本人の子供のバイオリンレッスンを抑留所でしてくだったゴールドベルグ氏には私は今でも感謝している。私は父のゴールドベルグ氏への思いを、戦時中の状況下でこのような方法でしか表せなかったような気がする。

後日、NHKのゴールドベルグ氏の特別番組で、氏は写真を通じてでも、ある程度のレッスン(特に右手)はできると思ったと話しておられた。また父は、戦争中も子供達が世界のどこでも生活できるようなバイオリニストにすることしか、考えていなかったと話していた。

ゴールドベルグ氏はその後、日本軍部の特別許可をもらって抑留者のためのコンサートを企画、自分の記憶の中にあるオーケストラパートを雑誌の余白で作り、また5,000人の抑留者の中からオーケストラメンバーを選び、ベートーベンのヴァイオリン協奏曲を演奏した。その時の美しく心に深くしみる演奏に涙を流しながら聴き入っている人達のスケッチが残っており、ゴールドベルグ氏は、飢えや明日をも分からない人生に苦しんでいる人達を唯一精神的に支えられるのは音楽なのだということを悟ったと話している。

戦後、はなばなしく国際的な演奏活動に復帰された先生を訪ねて、留学中の私は昭和29年、コロラド州アスペン音楽祭に参加した。先生も百数十枚の写真を撮ったカメラマンのことをよく覚えていてくださり、写真でレッスンをした弟子の私に会えたことにびっくりされ、大いに喜んでくださった。その後、たびたび日本にも演奏会と公開講座に来られ、また日本人ピアニストと結婚、かつて敵国だった日本を永住の地と決め、1993年富山で亡くなられた。



2021年2月12日金曜日

2020年10月27日火曜日

1024小林武史ヴァイオリンリサイタル〜卒寿記念〜 

 卒寿というのは、

卆の字から、九と十、つまり90を意味してます。

つまり、数え年90歳の記念リサイタルです。

 

ヴァイオリンの音がホールに響く。

突出した音色というより、周りの空間に溶け込む様なヴァイオリンの音色でした。

すばらしい演奏会でした。

 

おめでとうございました。

コンサートの記事紹介は
https://vn-takeshi-kobayashi.com/w/

をご覧ください。




 


 小林米作氏が、息子の将来のため、なにか食っていくものを身につけさせなければ、
と
幼い頃から仕込まれたヴァイオリンの技術。

この年齢になっても それは失われず、たくさんの人に感動を与え続けている。

2019年11月15日金曜日

30年前の雑誌「ミクロスコピア」入手いたしました

新潟大学の故藤田先生が編纂していた季刊誌、ミクロスコピア。
今は廃刊になってしまっていますが、
この1989年の夏号、秋号に
弊社創立者の
小林米作のインタビュー記事が載っているのです。

当時は何冊も会社にあったのですが、
今は1冊も見当たらず。。。。

ダメ元で、出版社の考古堂書店さんに連絡したところ、
索引集を送っていただきました!!
そこで調べて、
この2冊を注文。
まだ、在庫があったとのことで、よかったです。

小林さん、船越さん、藤田先生。
みなさん、すでに鬼籍に入られてしまいましたが、
当時の楽しい会話の様子が伝わってくる、
そんな記事を読むことができました。


2019年5月13日月曜日

小林米作氏の若い時のお写真とお話が。武史さんのHPより

2011年の神奈川新聞の記事だそうです。

弊社、創立者の小林米作氏の若い頃のスマトラでのお写真。
と、
ご長男でバイオリニストの小林武史氏のエッセイ。

http://www.vn-takeshi-kobayashi.com/zuihitu/wagajinsei/2.htm