2022年9月29日木曜日

6月に顕微鏡の光源をLEDに交換!!したばかりなのに。

 確か今年の
しかも6月にLEDに交換したばかりなのに、
急遽、もとのタングステンで実験テストしたい、

ということになり、しまいこんだランプハウスを持ち出して、交換しました。

6月に交換したばかりなので、サクサクといくかと思いましたが、恐ろしいことに
記憶力の劣化が相当で、難儀しました。

 

キモは

●どちらのランプにも使う共用のパーツ

●取り付け部分のネジとその取り付け位置

 

が、すでに忘却の彼方で思い出すというか探り出すのに時間がかかりました。

メモとかしておけ、ということで今回はちゃんとメモします。

 

本体側はここまで。ネジを差し込んで????の状態。
このネジはここではありませんでした。💧
苦しんでる状態です。

 

 

 

●どちらのランプにも使う共用のパーツ

IRカットフィルターが入っています。
 

 

 

●取り付け部分のネジとその取り付け位置

これが全く思い出せなかった。なんで?こんなに複雑なのに?記憶障害?

六角ネジにワッシャーがそれぞれ2枚も入っておる。


 

 

 

 

 

 

 

 

YONE Productionの日記: 顕微鏡の光源をLEDに交換 その1:
ハイスピードカメラで撮影した時の ハロゲンランプによるフリッカーが非常に大きな影響を与えているので、 海外のサイトで顕微鏡LEDライトを専門に販売しているところ から購入しました。 https://www.nano-dyne.com/led-microscope-lights/n...

2022年9月26日月曜日

植物の体細胞分裂の探険

来る2022年11月2日(水)に多摩六都科学館で「やり直し理科実習 ~顕微鏡を使ってみよう~」というイベントを開催いたします。つきましては、お時間とご興味がありましたら、ご参加いただければ幸いです。

さて、ミクロ探検隊も呼応する形でインスタグラム用の「植物の体細胞分裂」の動画制作を8月より2か月間取り組んできました。

しかし、納得できる内容にするには、まだまだ時間を掛ける必要があることが分かり、ここで一旦休止することにしました。

という訳で、この記事では、これまでのダイジェストをご紹介させていただきます。

どのような動画を制作しようとしていたか

まず、どのような動画を制作しようとしていたかです。これについては、タマネギ以外の植物と対比をした構成にしたいと考えていました。

制作する動画の構成を考える段階で、タマネギの体細胞分裂の各ステージの映像をただご紹介するだけでは面白さに欠けると思い、タマネギ以外の植物との面白い対比ができないかと考えました。そこで浮かんだのが、植物のモデル生物であるシロイヌナズナです。事前調査の段階で、タマネギの根端の体細胞分裂観察と同じ方法を用いて、シロイヌナズナの根端の体細胞分裂を観察できるといった情報や写真を見つけることができなかったため、ミクロ探検隊として探検してみる価値もあると思いました。

ただ、シロイヌナズナの種子はタマネギの種子の1/10ほどの大きさ(0.3~0.5mm)しかなく、根端の細胞の大きさも1/3ほどと小さく、これらから、シロイヌナズナはモデル生物ではあるけど体細胞分裂を観察する対象としては向いていない可能性が高そうだ、という予想もしていました。

タマネギの根端での体細胞分裂の撮影

次に、タマネギの根端での体細胞分裂の撮影ついてです。この撮影は、世界中で「植物の染色体観察」の材料として使われているため情報が多く、それらを参考にしてプレパラートを作成することで、多くの素材を得ることができました。

次の写真は、その中の一枚です。酢酸オルセインで染色し、押しつぶし法でプレパラートを作成した後に、撮影したものです。

画像をクリックすると大きくなります

シロイヌナズナの根端での体細胞分裂の撮影

そして、いよいよシロイヌナズナの根端での体細胞分裂の撮影についてですが、これが難航しました。対比させるために、タマネギの根端と同様に、酢酸オルセインで染色し押しつぶし法でプレパラートを作成し撮影したいと考えたのですが、そのための情報がインターネット上で見つけることができませんでした。どのように発根させ、発根してから何日目がよいのか、染色する上でのコツなど、ひとつも見つけることができず、手探りで進めていくことになりました。

次の写真は、試行錯誤の中で、今のところ最良の写真になります。

画像をクリックすると大きくなります

発根後に側根が生えて来た頃に固定し、それらを希塩酸で処理後、酢酸オルセインに24時間漬けてから、個々の根端を切り出し、それらをまとめて押しつぶし法でプレパラートにしたものです(側根が出るのを待つことで、ひとつの種子から複数個の根端を得られる)。

上の写真の中には、青い楕円で二か所囲っているところがあります。それらはいずれも体細胞分裂が行われていると思われる細胞になります。他にもそれらしいところがいくつも写っていますが、青い楕円で囲った細胞ではその可能性がとても高いように見えます。

それにしても予想していたこととはいえ、タマネギと比べて細胞はとても小さくその中の染色体と思われるものも短いです。

また、条件をいろいろと変えて染色を試みたものの、今の所この写真以上に綺麗に染色することができていません。

細胞や染色体を大きくすることは当然ながらできませんが、染色はもっと明瞭なものにしたいところです。そうしないと、映像としても満足できないし、科学的な資料としても十分なものに思えないからです(染色に苦労するとは思いもよらなかったことで、これは本当に大きな誤算でした…)。

さいごに

シロイヌナズナの体細胞分裂の撮影は、現時点では満足できるものになっておりませんが、今回の探険を通して、なぜ「植物の染色体観察」の材料としてタマネギが選ばれているのかを実感することができたことには満足しております。

そして、この記事を読み、『タマネギと同じ方法でシロイヌナズナの体細胞分裂の観察にチャレンジしてみた』という方が現れたならとても幸せなことです。

読んでくださってありがとうございました。それではまた。

2022年9月19日月曜日

0918:素晴らしかった「小林武史ヴァイオリン・リサイタル」

  昨日は小林武史さんのヴァイオリンリサイタルに行ってきました。

台風が近づいていて、大雨にもかかわらず、たくさんのお客さんが来ていて、
会場はほぼ満員。
期待の高さが伺われました。
 
 



 

 
 
 
 
武史さんも私も同じ、小林米作、という人に
飯のタネ、になる技術を教えられたのですけど、
私は大学卒業後、米作氏が80歳過ぎてから、、、、
映像の世界で。
に対して、
武史さんは子供のころから
父である、小林米作氏に
文字通り、ヴァイオリンを叩き込まれた、叩き上げの人。
ですから今でもヴァイオリン一挺で
すばらしい演奏を披露できるのだと感じ入りました。
 
作曲者の有馬礼子氏も会場に来ておられて、
「天使の子守唄」をアンコールで2回も演奏されました。
本演奏もあったので合計3回。
聴けば聴くほど、良い曲だなあ、
と噛み締めることができました。
91歳の演奏とは思えない、すばらしい表現力に圧倒されました。
と同時に、多くの作曲家が武史氏のために素晴らしい曲を書いておられて、
また、
その楽曲を途絶えることなく、
聴かせていただけることにも感謝です。
来年も、もっと聴きたいです。

どうか、お体をご自愛くださいますよう。

2022年9月7日水曜日

NHKスペシャル8/28「命をつなぐ生きものたち 第2集 水中の恋」でゾウリムシの映像協力しました。

NHKスペシャル3回シリーズ

「命をつなぐ生きものたち」。

>NHKとイギリスBBCが世界各地の生きものたちの驚きの求愛戦略に迫る

の2回目

水中の恋

のゲストトークでゾウリムシの映像が使用されました。

この番組のために弊社 ミクロ探検隊長が新規に撮影したものです。

 オスとメスがどのようにできてきたのか、を説明するところでゾウリムシの接合という珍しい映像を紹介しています。

番組の説明は以下のリンクで見ることができます。

https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pVK0DmJ9DQ/

 





 

 

 

2022年9月1日木曜日

まだまだ暑いけど、9月になりました。カレンダーのARも更新されています。お楽しみください。

 今年の夏は暑かったですね!!

そして 秋は台風が多そうです。

2022年ヨネ・プロダクションミクロカレンダーも

9月になりAR動画も追加されています。

音楽は鈴木由花さんの書き下ろし作曲作品
(カレンダーEuglena)

宇都宮泰さんの過去作曲作品から、
(カレンダー、細胞、アメーバ )
使用させていただいております。

お手元のカレンダー、または以下の画像から

お楽しみください。

 




 

AR 動画視聴アプリの入手は
https://www.coco-ar.jp/service/app/
または

ここから。