北イタリアを旅してⅢ
研究部 浅 香 時 夫
ヴェローナの街は、ヴェローナ県の中部に位置する、アディジェ川沿いの都市である。歴史は、先史時代に遡る。先史時代末期には、集落が作られていた。
ラエティー人、エトルリア人、ガリア人、ローマ人と交流があったことが、出土品から判っている。
紀元前3世紀には、共和政ローマと同盟関係に入った。
ガリア人のローマへの進行、カルタゴとのカンナエの戦いで、ローマの同盟都市として戦った。
前41年ローマの領土に編入され、ローマ都市となった。
街の中心には、市民集会所や、円形競技場、円形劇場等が作られた。
アレーナ・ディ・ヴェローナ |
右側には円形競技場アレーナ・ディ・ヴェローナが見える。このアレーナでは、毎年7月~9月にかけて、野外オペラ(アレ-ナ・ディ・ヴェローナ音楽祭)が上演されている。
ジュリエッタの生家 |
シェクスピア オペラのロミオとジュリエットの舞台でもある。
この家がジュリエットの生家で、お馴染みのバルコニーは、観光名所と成っている。庭にはジュリエッタの銅像がある。
サン・ゼノ教会 |
サン・ゼノ教会は、カステル・ウェッキオ北西約600mにある大きな教会で1世紀のロマネスク教会の中でも、特に有数のものであろう。
次回ベネチアを楽しみに
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