研究部 浅 香 時 夫
愈々待ったボローニヤが目前となる。この北イタリアの旅の一つの目的は、このボローニヤの大学を見学する事の旅であった。世界で最古の大学で、しかも、解剖学を世界で始めて実施した大学。多少でも解剖学に身を置いた私は、どうしても見て置きたかった大学であり、解剖学教室である。まず、ボローニヤの町マッジョーレ広場から見て行こう。
ボローニヤの市庁舎 |
市庁舎は、マッジョーレ広場の西面にあり、左側のポルティコと塔は13世紀に作られ右側は、15世紀に建造された。庁舎の前にはネプチューンの噴水がある。
サン・ペトロニオ大聖堂 |
サン・ペトロニオ大聖堂は、アントニオ・ヴィチュンツォの設計で14~17世紀にかけて建設されたゴシック様式の建物で、ボローニヤの守護聖人が祭られている。
中央扉の彫刻はシエナのヤコボ・デラ・クエルチャの作で、ルネッサンス前期の傑作に数えられている。
主祭壇 |
主祭壇横のステンドググラス |
次のボローニヤ大学を楽しみに
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