2012年10月23日火曜日

シリーズ:日本のドキュメンタリー 産業科学編 岩波DVD

第3回 産業・科学編 (岩波DVD シリーズ 日本のドキュメンタリー) [DVD-ROM]

 に、弊社の作品「The BONE2」が収められています。

他にも興味深い作品が多く収録されています。


日本のドキュメンタリー

日本のドキュメンタリー


2012年10月22日月曜日

北イタリアを旅して ⅡI~解剖学を世界で初めて実施した大学へ~

北イタリアを旅してⅢ
          研究部   浅 香 時 夫
ヴェローナの街は、ヴェローナ県の中部に位置する、アディジェ川沿いの都市である。歴史は、先史時代に遡る。先史時代末期には、集落が作られていた。
ラエティー人、エトルリア人、ガリア人、ローマ人と交流があったことが、出土品から判っている。
紀元前3世紀には、共和政ローマと同盟関係に入った。
ガリア人のローマへの進行、カルタゴとのカンナエの戦いで、ローマの同盟都市として戦った。
前41年ローマの領土に編入され、ローマ都市となった。
街の中心には、市民集会所や、円形競技場、円形劇場等が作られた。
   

アレーナ・ディ・ヴェローナ
右側には円形競技場アレーナ・ディ・ヴェローナが見える。このアレーナでは、毎年7月~9月にかけて、野外オペラ(アレ-ナ・ディ・ヴェローナ音楽祭)が上演されている。         





ジュリエッタの生家

シェクスピア オペラのロミオとジュリエットの舞台でもある。
この家がジュリエットの生家で、お馴染みのバルコニーは、観光名所と成っている。庭にはジュリエッタの銅像がある。



サン・ゼノ教会

サン・ゼノ教会は、カステル・ウェッキオ北西約600mにある大きな教会で1世紀のロマネスク教会の中でも、特に有数のものであろう。





              


次回ベネチアを楽しみに

2012年10月17日水曜日

線路の中の黄色いランプのついた何か

西武池袋線の線路の中にある「黄色いランプのついた何か」が小さなロボットみたいで可愛いです。よく見るとオス[手前]とメス[奥]がいるような?
スピーカーのようなものも見えるので、電車が来たとき音が出るのかもしれませんが、いまいち何の装置なのかよくわかりません(笑)

2012年10月12日金曜日

北イタリアを旅して Ⅱ~解剖学を世界で初めて実施した大学へ~


北イタリアを旅して Ⅱ
           研究部  浅 香 時 夫
ミラノの観光を終えて、今日は、次の目的地、沈み行く水の都ベネチアに出発した。
途中、ベルガモに寄り、サンタマリア・マッジョーレ教会と、コッレオーニ礼拝堂を見学、その後ヴェロ-ナに向かう。 

ラジョーネ宮殿は、12世紀に建造され、16世紀に再建された。
14~15世紀に描かれた、フレスコ画が残っている。

ラジョーネ宮殿
表面に見えるのがコッレオーニ礼拝堂である。
円蓋付きの華麗な建築で、彩度を抑えた色大理石の象嵌模様と、大理石彫刻で装飾されたこの建物は、15世紀のロンパルディア・ルネッサンス様式の傑作である。

コッレオーニ礼拝堂

円蓋内側には彫刻が施され、内部は、ティエポロが1733年に描いたフレスコ画で覆われている。

礼拝堂の内部
ベルガモに寄り道した私達は、バスに乗って次の寄り道の都、ヴェローナに向かった。ヴェローナは、イタリア共和国ヴェット州にある都市で、その周辺地域を含む人口26万人の基礎自冶体ヴェローナ県の県庁所在地である。

            次回ヴェローナを楽しみに
    

2012年10月8日月曜日

流れ解析ソフトの選択の歴史

技術部を中心に、流れ解析ソフトの選択を行っています。
弊社では、10年以上前にも流れ解析ソフトを使った血流速度の測定を行っておりましたが、当時の高速度カメラが3年程で壊れてしまい、その後、部品が調達できないということで、そのままになってしまっていました。

今回、新たに高速度カメラを入手したので、解析ソフトも新たに選ぶ必要が出て来た訳です。

ちなみに、10年程前の流れ解析ソフト(*)の画像をお見せします。
当時のハイスピードカメラ(**)で撮影した血流のベクトル解析画像です。

ハイスピードカメラは秒1000フレーム程。
しかし、画面の大きさは
640x120という非力さ。
そして
解析画像も非常に荒い状態でした。
当時はこれがせいいっぱいの画像でした。

*解析ソフトは、Digimoさんの二次元流れ解析ソフトウェア 
ImageTracker PIV(Windows98対応)を使用。表示はベクトル表示
パターンマッチングを使って流れの速度を計算するソフトです。

**ハイスピードカメラはフォトロン(PHOTRON)のPhotoCam-RGBを使用
プログレッシブスキャン3CCDカラーカメラです。

2012年10月5日金曜日

北イタリアを旅して~解剖学を世界で初めて実施した大学へ~

 北イタリアを旅して
           研究部 浅 香 時 夫 
私が、北イタリアに旅たったのは九月の後半、ヨーロッパはそろそろ寒くなる季節であった。成田を出発したのが13時5分、ロンドンを経由して、ミラノに到着したのが22時40分、センチュリータワーホテルに到着して、旅装を解く暇も無く獏睡した。明日からは北イタリアの観光に入る。
観光の始まりは、ミラノの大聖堂(ドゥオモ)である。

この教会は、14世紀半ばに着工し、16世紀に完成した、イタリアの代表的ゴシック建築である。アーケードの方から眺めると、大森林の様に見える。

古人の残した偉大な巨大芸術作品であろう。

聖堂を飾る彫刻は2000を越す、
中に入ると、ステンドグラスの多さに圧倒される。 中でも奥にある二枚の大きなステンドグラスは特に素晴らしい

この光景には暫し心を奪われる。





書店等が並ぶアーケードを抜けると、世界的に有名なオペラの殿堂スカラ座が見える。
スカラ座の前身は、レジョ・ドゥカーレ劇場と言い1717年に開場した。 

然し1776年火事で焼け落ちた。後ミラノの90人貴族が発起人となって、劇場再建が進められ、1778年ラ・スカラ座として現在の場所に再建された。
ネオクラシックの清楚で力強い建物はオペラ座らしい風格を持ち続けている。


          次回を楽しみに